便利な石膏ボード用金具
石膏ボード用金具は、壁にインテリアなどを固定する際に使用されます。通常のネジだけでは石膏ボードが割れたり抜けたりするため、専用の金具を使うことで強度を高めます。棚やフック、壁掛けテレビなどを取り付ける際によく利用され、アンカータイプやフックタイプなど用途に応じた種類があります。簡単に取り付けでき、耐荷重が明確な点が特徴です。

抜く時のことを考えていますか?
ものを取り付ける時は、意外と取り外す時のことを考えていないのではないでしょうか。今回、引っ越しの準備で壁掛けを外しました。その際、金具が外れず焦った経験をしました。細い釘を3本ずつ打ち込むタイプですが、指で抜こうとしても全く動きません。金具ごと引っ張ろうものなら、壁紙が剝がれそうになり断念。
そこで初めてネットで情報収集を行い、以下の方法にたどり着きました。抜き方を知っていれば、次の住まいでも安心して使えると思ったので記事にさせていただきます。
ペンチの先を使って釘をつまむ
今回はペンチの先で釘をつかみ、そのままま引き抜く方法で解決することができました。なるべく先が細くなっているタイプが使いやすと思います。ペンチの先で釘を上手くつかめ、手前に引いて釘が一緒に動く瞬間は気持ちいいです。これ病みつきになりそうでした。
全部で12本の釘を使って固定していましたが、ペンチを使ったら10分程度で作業完了しました。悪戦苦闘していた時間が20分くらいあったので、まずは先にネットで情報収集をすべきでしたね。

取り外した跡も目立たない
2年くらい壁かけを設置していましたが、取り外した跡は画像の通りです。離れてみるとどこに設置していたのか分からないですよね。

近づいてみると小さな穴が集まっているのが分かりますね。賃貸の契約時に釘を壁に打ち込まないという文言があったと思いますが、これくらいの小さな穴なら大丈夫でしょう。

次の住まいを決める際、「不動産屋さんに画びょうを壁に刺してもいいですか?」と聞いてみました。すると、「いいですとは回答できない。でも、画びょうの穴がいくつかあっても気づけない。」という回答を頂きました。これ、高頻度で聞かれる質問みたいです。勝手な解釈をすると、「常識の範囲内でやってくださいね。」ということなのでしょうか。
少し話はそれてしまいましたが、石膏ボード用金具の釘はペンチを使うと簡単に抜けますよという紹介でした。今回に限らず、片づけ方を知っておけば安心して使えたり、楽しめるものは多いはず。少しでも迷っている方に参考となれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。